包茎と一言で言っても幾つかの種類があります。包茎は陰茎の亀頭が包皮で覆われたままの状態をさしますが、仮性包茎の場合は機能的に問題がありませんから、保険適用はありません。一方亀頭が出ない真性包茎の場合は保険適用がありますから、手術費用を抑えることが可能です。真性包茎は日常生活を送ることが困難だと判断されますから、泌尿器科を受診すれば環状切開法や背面切開法という包茎手術を受けることができます。
環状切開法は、専門の器具を使用して余分な包皮を切除する手術です。背面切開法は、包皮の先端の上側に位置する部分二目すを縦にいれ、左右に開いて亀頭が見える状態にする手術で、保険適用になります。ただどちらも旧式の包茎手術となるので、手術費用は抑えることはできますが、傷跡が目立つというデメリットがあります。傷跡を目立たせないようにする手術を選択することも可能ですが、保険適用外となり高額になります。
真性包茎は放置していると、細菌や汚れが包皮の内側に溜まりやすくかゆみや悪臭の原因になったり、早漏・遅漏になりやすい。亀頭が露出しないため正常な性行為ができないといったリスクがあります。また自然に治ることはありませんから、早期に治療を受ける必要がありますから、恥ずかしがらずに泌尿器科や包茎クリニックを受診し相談することをおすすめします。包茎手術にかかる時間は20~60分程度ですが、手術後は2週間程度のケアが必要になりますので、事前にしっかりとカウンセリングを受けるようにしましょう。